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お盆という風習に込められた想い─供養のこころを受け継ぐ|埼玉杉戸 正明寺

「お盆」という言葉はすっかり日本に定着していますが、実はインドのサンスクリット語で逆さづりを示す「ウラバンナ」や、ペルシャ語で霊魂を示す「ウラヴァン」が語源とされます。

お釈迦さまの弟子である目連尊者という修行僧が、亡き母を弔うために、夏の修行を終えたあとに多くの供物を献げたエピソードに由来しています。それが転じて「盂蘭盆会(うらぼんえ)」となり、日本でも亡き人やご先祖様が里帰りする風習となりました。

私は、亡くなった方々との関わりを通じて、ご家族や親族との絆を深める素敵な機会であるとも考えています。

年に一度の限られた数日間です。ぜひ、大切にお過ごし下さい。

吉州正行 合掌

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